京都市北区で整体なら「くぼ接骨院」つらい痛み・しびれを根本改善!

目次寝起き女性

・なぜ、朝、起きがけに腰や関節が 痛むのか?

・やっては行けないこと

・対処法

・まとめ

 

なぜ、朝、起きがけに腰や関節が痛むのか?

朝、晩が肌寒くなって来ましたね。炎症女性
金さん銀さんと同じ誕生日8月1日生まれの私にとっては本当に嫌な季節になって来ました…

こないだ高校生にこの金さん銀さんの話をしたら
「知りません…」と言われました。

もはや、ただの真夏生まれです。

そんな、寒さにめっぽう弱い私ですが、
朝は、スッと起きれます。

あなたは、どうですか?
スッとベッドor 布団から起きれていますか?

気温が下がってくると、
患者さんから、朝の起きがけに腰が痛い、膝が…

夏より、今の時期からそんな相談が増えて来ます。
なぜなんでしょう?

いくつか考えられることをあげていきますね

1.身体が固まっている

人間の体温は常に一定ではありません。
個人差はありますが、明け方4時〜6時くらいに

一番、低くなると言われています。
明け方に足をつる、よく聞きませんか?

でも、みんながみんなつりませんよね
つりやすい状態に身体がなっているということです。

しかし、明け方に体温が下がることは、
生理的なことで、正常に身体が機能していれば、

みんなに起こる生理現象です。
睡眠時の体温の変化です。

体温図

 

 

 

 

 

 

 

睡眠状態に入ると、身体の活動は低下します。
筋肉を動かさないため熱産生が低下し、

体温が下がります。もちろん血流量も低下します。
身体は動かさないと、関節、筋肉にも、

潤滑が低下して、動きが悪くなります。
これが、朝、身体が硬くなる大きな要因となります。

2.寝る前の状態が悪い

上記したとおり、夜中から朝方にかけて体温が下がることは、
生理的に起こることです。

しかし、皆が全員、起きがけに
腰や脚が痛むなんてことはないわけです。

では、起きがけに痛みの出る方と、
出ない方と、その違いは何か?

色々な状況があると思うので、
何か一つが悪いなんてことは言い切れませんが、

まず、起きがけの症状というよりは、
そもそもの状態が悪いということです。

例えば、動きが悪くなり
日常的にも動かせなくなっている部位があるとします。

夜、就寝してから徐々に体温が下がり、
明け方に一番、体温が下がり、血流量が減ると、

ケイレンや、動かし始めの痛みなどとして、
身体の状態が良くないところに出てきてしまいます。

 

3.潤滑不全

2番目と重複してしまいますが、
関節の話に的を絞ってお伝えします。

骨

関節は骨と骨をつなぎ合わせている部分です。
骨と骨が合わさっている部分は、

関節包という袋状のものに包まれています。
この関節包の内層にある滑膜から滑液が分泌されます。

滑液が関節内に必要量あることで、
関節は滑らかに動くことができます。

関節軟骨、滑液があることで、
人間の関節の摩擦係数はほぼ0に近いと言われています。

アイススケートの10分の1とも言われていますが、
そのメカニズムの全ては解明されていないそうです。

関節が滑らかに動くには滑液が必要です。
では、滑液はどのように分泌されるのか?

それは、動かすこと、荷重することです。
関節が動くと滑膜から滑液が分泌されます。

特に、骨盤、股関節、膝などの
荷重関節は、その役割が荷重を受けて動くことにあり、

荷重をかけながら動かすことが、
重要になってきます。

もし、潤滑不全が起きているなら、
荷重をかけながら動かすことが必要です。

そうです!

歩きましょう!!

生理歩行についてはこちらから♪

歩行不足で関節に荷重をかけていないと、
関節が潤滑せず、起きがけの関節の動きも悪く、

痛みや、こわばり、動かしにくいといった、
症状を感じてしまいます。

朝、起きるときに痛みがあっても、
動いているうちに楽になってくるということ

あなたも、経験あるのではないでしょうか?

まさしく、荷重をかけて動かしているうちに、
関節が潤滑しているのです。

 

やってはいけない事

1.仰向けでガバッと起き上がる

朝の起きがけに腰に症状が出ている方は、
背部や腰部の筋肉が硬くなっていたり、

筋肉、筋膜間の滑走が悪くなっている。
もしくは、背骨にあたる椎骨間の

潤滑がうまくいっていない
可能性があります。

そのような動きが悪い状態で、
腰や背中に負担をかけるような、

起き上がり方をすると、
その瞬間、ズキっと痛めてしまうことがあります。

2.電気毛布やホットカーペット

寝る時にどうしても身体が冷える温熱
という理由から、電気毛布やホットカーペットなどで、

温めながら寝る方がおられます。
湯たんぽで足を温めるなら問題ありませんが、

電気毛布やホットカーペットなどで、全身を長時間にわたり、温めてしまうと、

睡眠に悪い影響を与えてしまうことになります。

赤ちゃんが眠くなってくると手足が温かくなってきますよね。
人間は深い睡眠に入っていくときに、

手足の血管を拡張して、
熱を外に放出します。

それにより、深部体温を下げていき、
身体の活動を落とすことで、

脳の温度を下げていき、
頭と身体を休まします。

起きている間中、ずっと活動している
脳を休ますには、

体温を下げる必要があります。

それを寒いからといって、
電気毛布やホットカーペットなどで、

温め続けると??

質の良い睡眠はとれませんし、
身体の生理としても

常に人間の身体は熱を捨て続けています。
息を吐く
汗をかく(睡眠時、約8時間 室温29℃  500ml)
排泄
輻射熱

これらの生理現象は、
全て熱を外に出す働きを担っています。

どうしても、足先が冷えて眠れない
という方は、湯たんぽを使ってください

お湯は少しずつ冷めていきます。
全身は温まり続けません。

起きがけの不調は睡眠の質が大きく関わっています。
冷えが原因と思い、

寝るときに温める行為は、
結果的に身体に負担になってしまいます。

 

対処法

 

起き上がる前に足首体操(MA 法)

朝は、様々な要因で、
身体の動きが悪くなっていますので、

いきなり、大きな動きはしないように、
足首を動かすことから始めます。

赤ちゃんも手足を動かすことから始めますよね

特に、ふくらはぎの筋肉です。
下腿三頭筋(腓腹筋、ヒラメ筋)です。

2つやん!と突っ込まれないように
一応、腓腹筋は二頭筋なので、

合計で下腿三頭筋と言われます。

ここの部位は、第二の心臓とも言われ、
心臓のポンプにより、

全身に血液が送られるわけですが、
心臓より下には重力が働き、

落ちていきますが、
下(下肢)から、上に戻ってこなければ、

血液が循環しません。
そこで活躍してくれるのが、

下腿三頭筋です!!
しかし、下腿三頭筋もじっとしていては

第二の心臓の働きは行ってくれません、
収縮と伸長させなければ、

筋肉のポンプ作用は発揮されないのです。
下腿三頭筋を動かすには、

足首を上下に動かすと、
下腿三頭筋は収縮と伸長します。

ちなみに、この動きは歩行時の足の動きです、
歩くということは、下腿三頭筋を使い、

心臓の働きも助けてくれるのです!

朝、目が覚めて直ぐに起き上がるのではなく、
お布団の中で、仰向きに寝て、

足首を上下にできるだけ大きく
100回くらいを目標にやってみてください。

2分もかかりません。
すると、血液の流れが良くなり、

朝の動き出しが少し楽になります。
頭のボーッとする感じが軽減しますよ

詳しくは、動画からどうぞ〜♪

 

布団orベッドからの起き上がり方

朝、身体の動きが悪い状態で、
腰や背中に負担のかかる起き方をすると、

起きようとした、瞬間にズキッとした痛みが
走る危険性があります。

腰や背中に負担のかかる起き方は、
上記したガバッと起きですが、

腰や背中に負担の少ない起き上がり方を説明します。

どちらか、起きやすい方で横向きになります。
横向きのまま、手や腕を使って起き上がります。

このように朝、起き上がることで、
腰や背中に負担が少なく

起き上がることができます。

 

まとめ

人の身体は、夜睡眠に入っていく過程で、
生理的に体温が下がっていき、

全身の血流が悪くなってしまいます。
筋肉自体動かさなくなり、

健康的な身体の方でも、
朝の起きがけは、身体の硬さや、

動きの悪さがどうしても、
出てきてしまうものです。

それに加えて、普段から動くことが、
少なかったり、動かしているつもりが、

偏った動かし方になっていたり、
上手く動かせていなかったりで、

朝の不調につながってきます。

夜に冷えるからといって、
電気毛布やホットカーペットを使ったりせず、

腹巻きや湯たんぽを上手く使って、
全身を温めるようなことはせず、

起き上がり方に注意を払ってください。

今回、お伝えした体操や起き上がり方などは、
あくまでも対処法でしかありません。

やはり、大切なことは明るいうちは動いて、
暗くなったら休むこと

動くときは乗り物ではなく、
極力、歩くようにすることです。

一見すると当たり前のようなことですが、
行うのが難しい社会になっています。

ですから、余計に「意識」が、
重要になってきます。

あえて歩く意識、
動く意識を持って、

少しでも、健康な身体を作っていきましょう!

今回も、最後までお読みいただき本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

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