京都市北区で整体なら「くぼ接骨院」つらい痛み・しびれを根本改善!

炎症女性目次

・炎症期について

・炎症期の対応

・安静か動くか、境界線は?

・まとめ

 

炎症期について

「人の身体は生ものですからね」
患者さんによく言う言葉です。

運動会シーズンが終わろうとしていますが、
あなたは無事に過ごせていますか?

普段はしないような動きをした翌日や、
少し無理をして、片付けや衣替えで、重い荷物を移動させたり、

身体を使ったその瞬間に、炎症期の人形
または、翌日、翌々日…に、

腰が痛い…股関節が重い、膝が…
その方、その方で出てくる症状は様々です。

当院では、患者さんに「痛くても歩くこと」とお伝えしています。
なぜか?

その方が治りが早いからに他なりません!!

でも、決して全ての症状に対して有効とは言えません。
もちろん、安静が必要な時もあります。

今回は、安静が必要な時と、動いた方が回復が早い時、
この、境界線についてお伝えしていこうと思います。

例えば、衣替えでタンスを一段持ち上げた。
その瞬間、腰に激痛が走りました。

この時、激痛が走った腰には何が起こっているのでしょう??
例えば、何かが、腰の神経に触れたか?
または、腰周囲の筋肉に力を入れた瞬間、筋肉繊維が切れた?

 

いずれにせよ、痛みを発してる患部には炎症が起きていると考えられます。
炎症症状おさらいしてみましょう!

「発赤」炎症反応により一時的に、毛細血管が拡張して患部の血流量が増加します
    表皮部分はおよそ0.2ミリ程度しかないので拡張した毛細血管の血液が
    表皮から見えるためです。

「熱感」炎症反応により血管が拡張され血液量が増し、患部の温度が上昇する

「腫張」炎症反応により血管壁の浸透性が高まり、体液の浸潤により患部が腫れる

「疼痛」組織の損傷により炎症が生じると、ブラジキニン、ATP、プロトンなどの
    発痛物質が放出され痛みを感じます。

「機能障害」疼痛や腫脹により患部に運動制限が起きます。

基本的な炎症期は、
24時間〜72時間で治まってくると言われていますが、

組織の損傷の度合い、
その方の自然治癒力など、

状況、個体差が必ずありますので、
一概には言えません。

生物はケガや感染を起こすと、
必ず、生理的な反応として「炎症」が起きます。

 

炎症期の対応

以前のブログにも記載いたしました。
RICEです。

覚えておられましたか?
もう一度、書いておきますね

RICE
R:Rest(安静)
損傷部位の二次的なダメージを防ぐ目的で、患部を安静位に保ちます。
筋肉や関節の動きを抑えることで炎症が広がることも抑制します。

I:Icing(冷却)
炎症反応である腫脹により、患部とその周囲の低酸素障害による
細胞壊死と炎症を抑えるため、患部を氷で冷却します。
30分の冷却、1時間あけてまた30分冷却を繰り返します。
24時間〜72時間行います。(急性期の処置)

C:Compression(圧迫)
患部の内出血や腫脹を抑えるため、患部を軽く圧迫します。
バンテージで軽く巻く程度。
強い圧迫は循環障害を起こす危険性がありますので注意が必要です。

E:Elevation(挙上)
患部の腫脹の軽減と広がりを抑えるため、患部を挙上させます。
可能な範囲で心臓より高位に挙上させます。
腫脹が手足の末梢に広がると吸収が遅くなりますので
可能な範囲でできるだけ心臓より高位に持って行くことが重要です。

上記したとおり、炎症期には安静が必要です。
そして何よりアイシングです。

まず、真っ先にアイシングを行なってください。
下肢の肉離れなどは、安静、アイシングをして

圧迫、挙上を行うと良いですが、
腰などの体幹部には行いにくいので、

急性の腰痛や背中の痛みなどは、
まず、アイシングが必須になります。

安静か動くか、境界線は?

状態の段階には下記のものがあります。

①激烈炎症期(3日前後)
②炎症期(~2週間)
③高原性経過期(炎症期〜 6ヶ月・数年に及ぶ場合もある)
④平癒期(健康な状態)

①激烈炎症期(3日前後):この状態にあるときは、寝返りも辛い状態です。
             炎症症状が強く出ておりアイシングを主に行い
             安静が必要です。動けない状態です。

②炎症期(~2週間):同じ炎症期でも①激烈炎症期より、症状は落ち着いており
           痛みは伴うが動きはできる状態。基本的な対処は炎症期と           同じ。

 

③高原性経過期(炎症期〜 6ヶ月・数年に及ぶ場合もある):症状が出たり、治            まったりを繰り返している状態。身体が安定しているよう           な状態に感じる時もあるが、無理をしたり疾病形成因子を           作るとすぐに状態が悪くなる。

④平癒期(健康な状態):身体が安定している状態。症状は治まっている。

基本的な考え方としましては、
①激烈炎症期(3日前後)は絶対安静。

動きたくても動けない状態です。
ひたすらアイシングを行い症状の沈静化を目指します。

②炎症期(~2週間)は判断が難しいところです。
症状には個体差が当然ありますので、

炎症期においても、動ける状態なのか?
動くと症状が悪化してしまう状態なのか?

患者さんを診て判断が必要です。

③高原性経過期は基本、歩きます。余程状態が悪く、炎症症状が強く無ければ
アイシングなどのケアを行いながら生理歩行を行います。

 

境界線3つのポイント

Point1:動き出しの痛みはあるが歩いているうちに軽減する。
    または減弱するケース。このようなケースは動いて(生理歩行)
    問題ないと判断します。

point2:point1のケースとは逆に歩き出しは順調でも、
     5分後、10分後と歩くにしたがって徐々に状態が、
     悪くなっていくケースは歩行距離、ペースを調整して
     症状が悪化しないように生理歩行を行いますが、歩行を継続して
     状態がさらに悪化していくようなケースは歩行を一旦中止します。

point3:歩行は問題なく行えたが、夜になって疼きが出てきたり、翌日に
     状態が悪くなってしまうということも起こります。このようなケース
     も、歩行距離、ペースを調整し、できるだけ歩けるように工夫して
     継続してもらいます。

このような、判断基準を持って
安静が必要な状態か、少しでも動いた(生理歩行)ほうがいいか
境界線を引いています。

まとめ

基本的な考え方は、O脚
痛くてもできるだけ歩くこと

なぜそこまで歩行が大切なのか?
についてお話していきます。

単刀直入に答えると、
人間は歩けなくなると
終わりだから、歩行は大事なんです。

と言うのも、

 

歩かなくなり活動が減ってくると、
カロリー消費が落ちるため、
お腹が空かなくなる。

お腹が空かなくなると
消化、吸収、分泌という内臓機能の低下が起こり、
代謝機能が落ちる。

すると、消化吸収機能も落ちて、
食べると戻したりする下痢したりする、。

 

そして、食べる量が減るので
便を出すことすら減少する、
なぜなら出すものがないから。

 

こうなると、
身体の中にある毒素が抜けなくなり、
体調がドンドン悪くなってくる。

 

一方、歩けるようになると、
活動量が増え、食欲がでる。

食欲がでて食べると、
内臓機能も活発に働き、消化吸収が盛んになり
基礎代謝量が増える。

 

基礎代謝量が、増えると身体からの
熱を放出する量が増える(排熱)

 

身体から熱の放出量が増えると、デトックスを促す。
汗や便が出やすくなる。

なぜなら、身体から熱を出すという行為は、
90%が汗と便が請け負っているから。

そして、
身体の中に溜まっている毒素を排出するようになると
体調はよくなり、健康な身体になれる。

だから歩行が大切なんです。

腰が痛くても、
股関節が痛くても、
膝が痛くても、

あなたの身体、全体を考えると、
やっぱり、歩いた方がいいんですね

ただし、単に歩けばいいって話ではありません。
正しい歩行方法、

きちんとしたケアが必ず必要になってきます。
なんでも、使いっぱなしではいけません。

世界に一つだけの大切な身体を、
大切に取り扱っていきましょう。

ケアの仕方や、正しい歩行についても、
書いていきますね♪

今回も、最後までお読みくださり本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

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